一生の姿勢に関わる!正しい子供靴の選び方

おすすめの子供靴

我が子がいよいよ歩き始めると、嬉しい反面悩ましいのが靴選び。

皆さんはどんな基準で靴を選んでいますか?

デザイン?

価格?

ブランド?

実は、乳幼児期に間違った靴の選び方をすると、これから先一生涯に渡り、姿勢に悪影響を及ぼします。

そこで今回は、正しい靴の選び方について、作業療法士の視点を交えながらご紹介したいと思います。

目次

子供の足の特徴

正しい靴を選ぶためには、まず子供の足について、正しい知識を得る必要があります。

子供の足と大人の足では、大きく異なるからです。

本来、人間のかかとは、踵骨・距骨・舟状骨・立方骨・楔状骨(3つ)という合計7つの骨からできています。

しかし、歩き始めた頃はまだ4つしかなく、4歳ごろまで7つ全て揃いません。

さらに、それぞれの骨は非常に柔らかく、軟骨の状態です。固まるのは7歳前後と言われています。

つまり、7歳になるまではかなり不安定な足の状態にあります

この時期にサイズの合わない靴や、かかとが柔らかい不安定な靴を履かせていると、一体どうなるでしょうか?

そう、骨が歪んだ状態で完成されてしまうのです。

人間は二足歩行する生き物です。

何十kgもある身体を、たった2つの小さな足底で支えながら、日々重力に逆らって生活しています。

足の骨が歪んでいると、その上に乗っかっている骨盤や背骨は必然的に歪みます。

これが、子供靴の選び方次第で、一生の姿勢に悪影響を及ぼす原理です。

正しい子供靴の選び方

子供の足の特徴について学んだところで、ここからは正しい靴の選び方についてご紹介します。

つま先に5〜10mmゆとりがある

靴の中敷きを取り出し、その上に子供を立たせて、つま先に5〜10mm程度のゆとりのあるサイズが理想です。

この立たせて測るというのがポイントです。

寝転んだ状態や座った状態で計測してしまうと、足に体重がかかっていないので本当のサイズが分かりません。

子供の足は成長が早いので、少なくとも1ヶ月に1回は確認しましょう。

3ヶ月〜半年を目安に(5mm未満のゆとりになればそれより早く)次の靴を購入しましょう。

かかと部分が安定している

先程お伝えしたように、子供の足は非常に不安定です。

自分の両足でしっかりとジャンプできるようになる頃までは、かかとが安定した靴がおすすめです。

足の指に合わせて靴も曲がる

歩く時は、足指の付け根部分が曲がることで、身体をしっかり前に蹴り出します。

サイズが大きすぎたり小さすぎたりすると、中の足と外の靴で曲がる部分がずれてしまい、上手く歩けません。

また、ソールが厚すぎたり硬すぎたりしても曲がらないので、適度な弾力が必要です。

おすすめの子供靴はこれ!

以上の3点は最低限のチェックポイントですが、他にも足の横幅、甲の高さ、季節に応じて、靴を選びましょう。

ちなみに、ファーストシューズ・セカンドシューズ共に息子のために選んだのは、アシックスのスクスクシリーズです

こちらのシリーズは、モンテッソーリ教育の観点からも、作業療法士の観点からも、本当におすすめ!

なぜかというと・・・

①他のメーカーに比べて、足首のホールド力が高い

②国内メーカーなので日本人の足に合っている

③ファーストシューズ・セカンドシューズ共に同じデザインがある

(よって、早くから自立に向けて同じ靴で脱ぎ履きの練習ができる。また、2〜3歳頃に訪れる秩序の敏感期(同じものにこだわる)でも同じ靴を使い続けることができる。)

【ファーストシューズはこちら】

【セカンドシューズはこちら】

アシックスは、姿勢・歩行を見るプロであるリハビリ職種(理学療法士・作業療法士)にも定評があるメーカーなのでまず間違いないですが、お子さんの足の形によっては合わない場合もあります。

可能であれば、アシックスキッズ銀座で計測してもらったり、お近くの百貨店などでシューフィッターさんに選んでもらうことをおすすめします。

洋服や玩具や習い事にお金をかける前に、まずは必要な靴に必要なお金をかけて、しっかりと子供の健康を守ってあげられると良いですね。

【アシックス公式】子供の足の計測会

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最後までご覧頂き、ありがとうございました。

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