新型コロナウイルスの影響で、おうち遊びが増えている今日この頃。
そんなおうち遊びの救世主ともいえるのが、こちらの粘土。
粘土って、本当に使い方が無限大なんです!
私が作業療法士として病院で働いていた頃、手のリハビリのために最も頻繁に使用していた道具が、治療用粘土でした。
というのも、粘土を扱うためには、実に多くの手の機能を必要とするからです。
握る、つまむ、ねじる、ひねる、押す、引く、潰す、伸ばす、こねる、丸める・・・ざっと思いつくだけでもこんなに沢山。
さらに、形を作るためには目と手の協調性や両手の協調性も必要となります。
形を作る以外にも、小さくちぎって数える練習をしたり、色分けをしたり、並べたり、違う色同士の粘土を合わせて新しい色を作ることで、色の原理を学んだり。
へらや麺棒を使えば、切る・伸ばすといった料理で役立つ日常生活の練習にもなります。
とはいえ、口に入れてしまう低月齢のお子さんでは少し心配ですよね。
そんな時は、透明なビニール袋に入れて外から触って感触を楽しんだり、小さな球状にした粘土を透明な容器に入れて、振って音や動きを楽しんだりすることで、0歳児でも十分遊べます。
粘土の素材は、小麦粉や米粉など安心な材料からできているものが大半なので、万が一舐めてしまっても大丈夫。
(※食べないよう、必ず大人の目の届くところで遊んで下さい)
中でも私のおすすめは、こちらのボーネルランドの寒天粘土。
赤・青・黄・白の基本色のみで構成されているので色の原理を学びやすく、さらに対象年齢2歳~OK!(大抵の粘土は3歳以降)
さらに、小麦粉や米粉の粘土よりも手につきにくく、乾きにくく、粘土板も不要でどこでも遊べます。
ぜひおうち遊びがマンネリ化しているという方は、粘土遊びにチャレンジしてみて下さい!
最後までご覧頂き、ありがとうございました。