旦那さんに対して、こんな風に思うことはありませんか?
「もっと育児に協力してほしい!」
「協力はしてくれるけど、頼んだことしかしてくれない!」
私が産後うつになる前の旦那は、まさに後者でした。
いつも私からの指示待ち・・・分からないことがあれば、すぐに「〇〇ってどうやるの?」と聞き、自分から調べたり考えようともしない。
どこか納得いかない。
なにか物足りない。
つまりは不満。
育児に一切協力してくれない旦那さんをお持ちの方からしてみれば、やってくれるだけいいじゃないか!と思われるかもしれませんが、いつもいつも母親が育児の主導権を握っているというのも、責任が全てのしかかるような気がして疲れるのです。
というのも、母親だって育児は初めてで分からないことだらけ。
本やインターネットから情報を得たり、誰かに相談したりしながら、常にこれでいいのか?という自問自答を繰り返し、悩みながら子供と接しているのです。
そうやって必死に見つけた自分なりの答えを、あっさり横からカンニングしてくる旦那。
でもこの場合、もし答えが違っていたら(子供に何かあったら)、責任を問われるのはカンニングした本人ではなく、答えを導き出した母親です。
産後うつの治療に励みながら、こんな悶々とした日々を過ごしていたある時、ふと思ったのです。
『なんか、育児という名の会社の中で、私が社長で旦那は社員みたいだな』と。
旦那がどれだけ家事や育児に協力してくれても、私のしんどいという想いは消えない。
少しでも自分が楽になるためにはどうすればいいだろう?と考え続けた結果、
『そうか!一緒に調べて、悩んで、考えて、会社の方針を決めて、責任も担う、共同経営責任者になってもらえばいいんだ!』と、気が付きました。
この話を旦那にしたところ、会社という組織に例えたのがとても分かりやすかったようで、すぐに理解し、育児に主体的に参加してくれるようになりました。
そしてこれを一つのきっかけに、私の産後うつも徐々に回復へと向かいました。
もし今、一人で色々と抱え込み育児が辛いと感じている方、旦那さんにもっと主体的に育児に参加してもらいたいと思っている方は、ぜひ「今日から共同経営責任者になりましょう!」と提案してみて下さい。
最後までご覧頂き、ありがとうごさいました。